Rocket.Chatの機能整理

Rocket.Chatの画面の説明を勉強がてら作ろうと思います。

Rocket.Chatとは

OSSのチャットツールでSlackなどに近い機能を持ちながらもオンプレミス環境に入れいることができるので注目されている。
あとOSSなのでサーバーさえ用意すれば料金がかからずに済むのが魅力

このブログで扱うバージョン

とりあえずDockerで入れた3.2.2について扱うが2020年6月(執筆時)の安定版が3.3、開発版が3.4なので古くはない。

ただ、Rocket.Chatは開発スピードが異様に早いのでこのブログを描き終わる頃にはEOLになっているなんてこともありうる。。。

公式の情報

公式サイトは以下。ここに載ってる内容の整理をしていく。
このサイトの「Docs」にドキュメントがある。

rocket.chat

管理機能の説明

管理機能はroleが「admin」のユーザーだけ表示可能。
以下の場所から開く。ログイン後左上に表示されてる。一番右の点が三つ並んだアイコンをクリックすれば良い。 f:id:MahiroN:20200612010726p:plain

管理項目一覧

たくさんある。順に見ていこう。 f:id:MahiroN:20200612010912p:plain

情報

今使っているRocket.Chatについての情報が載っている。
正直コマンドなどでしかバージョンを出せないと思っていたので驚愕。

主に載っているのはRocket.Chatについての情報、コミット情報、実行している環境についての情報、 載っている項目は以下。

  • Rocket.Chat
    Rocket.Chatそのもののバージョンなどの情報が乗っている
  • Commit
    おそらく入れているRocket.ChatのGitでの最後のコミット情報を表示している?
  • 実行時環境
    Rocket.Chatをインストールしている環境のOSなどの情報
  • ビルド環境
    Rocket.ChatはDockerHubなどから出来合いのものをダウンロードして使うこともできるが、機能追加などの開発をする場合はソースを追加した後にビルドする必要があります。
    そのビルドをした時の情報がここに表示されます。

  • Usage
    おそらく和訳がおかしい?
    Rocket.Chatのチャンネル数などの現状をここに表示している。

インポート

Rocket.ChatはSlackやHipChatからエクスポートしたデータをインポートできる。 そのインポートのための口がここ。
CSVにも対応しているのでその他のチャットツールもデータを加工すれば行けそう。

ルーム

チャンネル、ダイレクトメッセージ、ライブチャットなどのトークルームが全てここに表示される。

ユーザー

ユーザーが全て表示される。この画面から以下の操作を行うことができる

  • ユーザーの編集削除
  • 新規ユーザーの追加
  • 招待メールの送信

接続サービス

Rocket.Chatのクラウドサービスに接続するための管理画面?
ただ、クラウドサービスを使用するとお金がかかる。ということでスルー。

カスタムサウンド

Rocket.Chatでは通知音などを鳴らすことができる。
そのカスタマイズ画面。自分で作った音とかも使えるのだ。mp3形式のファイルを追加することができる。

カスタム絵文字

Rocket.ChatではアイコンをLineで言う所のスタンプっぽく使用することができる。
そのアイコンも自分で作成することができ、その管理画面
ちなみに絵文字は英語でもEmoji。ちょっとびっくり。

Federation Dashboard

正直よくわからなかったが何かのダッシュボード画面の設定らしい。わかり次第追記予定。

サービス連携

外部サービスと連携するための設定。WebHookとかEmail送受信とか。
しかしチャットで連携するサービスといえばボットこの画面からHubotなどのbotとの連携設定を行うことができる。
Zapierはお金がかかりそうなのでスルー

invites

よくわからなかった

OAUTHアプリケーション

これもサービス連携と似ているがおそらくOAUTH認証が必要なアプリケーションの設定を行うための画面。
認証トークンなどを入れる箇所がある。

カスタムユーザーステータス

デフォルトでは存在しないですが、ちょっと何に使うかまだわからない状態です。
わかり次第追加予定

メーラー

Rocket.Chatからメールを送受信するための設定を行います。

権限

ロールごとの権限とロールごとに設定できる項目をここで管理します。

ログ表示

Rocket.Chatのログは通常標準出力として捨てられてしまうとため、デフォルトの状態でログを見たいと思ったらここから確認します。 ※もちろんDockerイメージをビルドするときに少し手を入れればファイルに吐き出すこともできますが。

アプリ

アプリというよりアドオン機能に近い。
今回はお客様に出すことなども想定しており、ここは使わないのでスルー

Marketplace

上記のアドオンを購入できる場所。

ざっとこんな感じです。
量が多いため個々の設定方法などについてはまた別記事で書こうかと思います。